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予算

マイホームを建てるなら知っておきたい!予算の立て方

予算の目安はどうやって立てる?

家を購入する、となった際、莫大なお金がかかるイメージがありますが、あまりにも莫大なお金が発生する為、イメージが掴みにくいという方も少なくありません。
余程のお金持ちの方、余程貯蓄が出来ている方では無い限り、マイホームはローンによって支払いをしないといけませんので、ある程度目安を立てた上で、購入する家を選ぶ必要があるでしょう。

例えば、一か月のお給料が30万円という場合。ボーナスなどを含めずに考えると、1年で360万円のお金を稼ぐこととなります。一戸建ての価格相場が4000万円前後とされていますので、この4000万円を、年収で割ると、支払いを終えるまでに、11年近くかかる計算になるのです。家を購入して、11年以上住めば元を取れる計算となるでしょう。

このように、自身のお給料を含めた上で考えると、予算目安が立てやすくなります。予算の目安を立てる際には出来るだけ、ボーナスなどの臨時収入を含めず、今後給料アップする可能性があっても、出来れば含めない事が大切です。それは、本当にボーナスを貰えるのか、給料がアップするかどうかの保障が近年の不景気では保障がなく、その部分まで含めてしまうと、正確な計算が出来なくなるからというのが理由になります。

また、仕事を本当にその年月続けられるかどうかも考えないといけません。病気などで途中で仕事を辞めざるを得なくなる場合もあれば、場合によっては仕事を解雇、会社が倒産してしまう可能性もあるでしょう。万が一の時にローンが払えなくなる可能性も含めて、考えておくことが大切です。

加えて、ローンは必ず、自分たちの理想の金額が借りられる訳ではありません。銀行などでローンを組む際にも、月の収入や、年間の収入と支出などによって、借入金額が決められていきますので、計画的に返済可能な金額のみが借りられるでしょう。その部分も事前に考えて、月々いくらずつなら返済できるのか聞かれた際に、答えられるようにすることが大切です。

頭金って何?頭金の考え方

考える人
頭金とは、家を購入する際に、払える金額を最初に支払う、頭に支払うお金の事を指します。全額は無理でも、これだけの金額ならお支払い出来ますという頭金をお支払いすることで、出来るだけローンを着実に組み、相手から信頼して建築してもらう事が出来るでしょう。頭金を支払わないと建築に取りかかって貰えない場合もありますので、可能な限り支払うことが大切です。
参考URL:頭金とは?何のために必要?いくらあればマイホームを買えるのか?

とはいえ頭金は、とにかく持っているお金を全て出さないといけないわけではありません。ある程度こちらで、頭金の金額を指定することが可能ですので、生活に負担がかからない、万が一の事があってもしばらくは大丈夫なお金を残して置いて、頭金を支払いましょう。

目安としては、家族が2~3ヶ月は、収入がなくとも食べていける程の金額を残して置くことが大切とされています。家族の月々の食費や家賃、光熱費などの経費を算出して、2~3ヶ月は働かなくとも食べていけるような貯蓄分を残した上で、頭金を支払いましょう。

ローンを借りられるからと言って、貯蓄ゼロで家を購入するような無茶をしてはいけません。万が一と言う事がありますので、頭金を支払っても、ある程度余裕の有る財力をゲットしてから、マイホーム購入に進むことが大切です。