メキシコに学ぶ！家のカタチと間取り

昔ながらの長方形のお家が多い、メキシコの住宅スタイル

メキシコのイメージというと、インディアンが用いて居たような、古き良き時代の住宅スタイルが上がることが少なくありません。
長方形の形に、粘土や土で固められた住宅スタイルというような、いわゆるアドビ風スタイルを思い浮かべる方も多いでしょう。
メキシコでは現在も、このアドビ建築を取り入れたスタイルが主流で、このアドビ風に地中海風を取り入れた、可愛らしい雰囲気を残す長屋スタイルのお家が多く見受けられます。

また、カラーリングは粘土色では無く、情熱の国メキシコならではの鮮やかなスタイルが特徴です。
明るいレッドやブルー、グリーンにイエローなど、はっきりとしたカラーを用いて家を作るご家庭が多く、遠くから見ると、まるでオモチャのような可愛らしい家を見ることが出来ます。
本当に人間が住んでいるのか疑ってしまうほど、現実味のないキュートなスタイルに感じる方も多く、このメキシコスタイルの住宅を一目見ようと訪れる方も少なくありません。

基本は2階建てよりも、平屋のお家が多く、様々な長方形を組み合わせて色を作りながら、カラーの組み合わせで遊び心を出すというご家庭が多いでしょう。
同じ家が見当たらない、それぞれの個性を出して作りあげた可愛らしいお家が建ち並ぶのが、メキシコならではのお家の特徴です。

地域によっては近代的なお家もあります

とはいえ、同じメキシコでも、大都市として発展し、高いビルが建ち並ぶような、ニューメキシコシティの場合は話が別です。
ほとんど日本と変わらないような、高層マンション、モダンなデザイナーズ物件など、様々なスタイルの家が建ち並んでいますので、都市部でアドビ風スタイルのお家を見ることはまずありません。
メキシコであればどこでも可愛らしいスタイルのお家を見られるかというと、決してそんな事は無いため、注意をしましょう。