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ドイツ

ドイツに学ぶ!家のカタチと間取り

日本と同じようなスタイルが多い!ドイツの家フォルム

一般的な急勾配の三角屋根を中心に、壁は長く、日本と同じような典型的な家の形をしているご家庭が多いのが、ドイツの家の特徴です。
景観への美意識が非常に高く、自然に囲まれた美しい景色に映えるようなスタイルを追求した結果、こうした鉄板の形がドイツに根づいたと言えるでしょう。

また急勾配の三角タイプの家の他にも、近年では、屋根を平行にした、台形のような形のお家も特徴的です。
とはいえ、ドイツは雪国としても知られていますので、平らですと雪を下ろすのが大変な事もあり、基本的には、急勾配を交えつつの形を意識したフォルムが多いでしょう。

ドイツでは暖炉を頻繁に活用する事もあり、煙突が付いている家がほとんどです。
屋根に必ずと言って良いほど、大小様々な煙突が取り付けられており、正に、童話に出てくるような典型的なスタイルを、地でいくご家庭が多くあります。

大きな窓から光を取り入れるスタイルも特徴

冬の寒さが厳しいドイツでは、暖炉で暖を取るだけではなく、窓から日光を取り入れる事で、日中に暖を取り入れるというスタイルを貫いているご家庭も少なくありません。
出来るだけ大きな窓を大量に、特に、リビングなどのリラックスルームを中心に取り付けることで、太陽光を取り入れられるだけではなく、美しい景色を眺めながら、家族団らんを楽しむというご家庭が多いでしょう。
中には、壁1面に窓ガラスを配置するというような、非常に開放的な空間を作り挙げているご家庭もあるほど、窓ガラスの大きさにこだわる方も少なくありません。

建て売り、中古販売が多い

ドイツの家は、建て売り、中古住宅の販売が多く、土地とセットで販売するという業者が多い傾向にあります。
ドイツならではの伝統的スタイル、人気のフォルムを貫いた物件が多く、プラン内容にもさほど差がありません。
家と言えばこんな形でこんな感じ、と言うように、基本的なスタイルがドイツ人の中で確立しており、そこまで細かいこだわり、自分ならではのこだわりを持つという方が少ない傾向にあるでしょう。
家を選ぶ際にも、トータルの価格帯で選ぶというご家庭が多く、一見、どの家も全く同じようにみえることが、童話に出てくるような家と言われる1つの理由です。